Google Pixel 5の1年使用長期レビュー
皆様お久しぶりです。
低スペックSEです。
世間ではPixel 6という神コスパ端末が出たりしていますが、
今回はタイトルのとおり、Google Pixel 5を1年間メイン機として
使用してきた私が、同端末の使用感についてレビューしたいと思います。
長期レビューということで、スペック等ではなく主に使用感をレビュー
したいと思います。
ちなみにPixel 6 Proについても購入済みなので、気が向いたら
レビューしたいと思います。
[目次]
- サイズ感
- 操作性
- バッテリー
- カメラ
- OSについて
- 1年間使っての総評
- これからおすすめの端末
1.サイズ感
サイズ感としては、かなり「丁度いい」です。
であるといえましょう。
しかもただコンパクトなだけではありません。
ディスプレイはなんと6.0インチです。
一昔前ならば上下ベゼルの影響でコンパクトなスマホは
画面が小さいことによる1画面で得られる情報量について
ハンデを追っていました。
しかしPixel 5はベゼルをぎりぎりまで切り詰めて大画面を
実現しています。
特に2021年にリリースされたPixelシリーズはいずれも
大型筐体 & 大型ディスプレイという、情報量が多いが
サイズ感でいうと「うーん」という感じです。
2.操作性
操作性についても個人的には抜群にいいと思います。
サイズ感で説明した通り、小型筐体 & 大型ディスプレイ
というある種理想の端末なので片手操作しやすいです。
また、ディスプレイ操作の滑らかさについても
GoogleがPixel向けに最適化している無駄のないAndroidを
搭載している為、快適です。おまけに90Hzのスムーズディスプレイ
によってさらに目の負担は減ります。
私自身、ハードウェアスペックを極めまくっている
AppleやXiaomi, Samsung等のハイエンド端末を使ってきています。
それらに比べて過去のPixelに搭載されているハードウェアは
はっきり言って貧弱です。それは厳然たる事実です。
ですが、世界のGoogleが出す端末です。勝算なしでこんなことは
しません。
上記ハンデをGoogleは、これまでソフトウェアでハードウェアスペックを
補ってきたんです。
加えて今回のPixel 5は過去のPixel端末とは違ってSoCまでも
スペックを落としてきています。
Pixel 3 (2018)
→ハイエンドSoC (Snapdragon 845)
Pixel 4 (2019)
→ハイエンドSoC (Snapdragon 855)
Pixel 5 (2020)
→ミドルレンジSoC (Snapdragon 765G)
前作のPixel 4よりもベンチマークスコアは低いです。
ですが、先に述べたとおり操作性は全く問題ありません。
3.バッテリー
ここ！私が個人的に書きたかったのはここです。
バッテリー！
歴代フラッグシップPixel史上最強の電池持ちです。
(GSMArenaで95h)
下記使用環境で、大体2日+αくらいです。
通勤で動画再生1時間程度
昼休みに動画再生1時間弱
帰宅後にブラウジングや動画再生4時間程度
これはSoCにミドルレンジクラスのものを採用している
ことや、Androidの機能でバッテリー管理していることで
実現できています。
また、Pixel 5はPixelシリーズで初めてバッテリーシェアが
充電しても余裕のバッテリーライフです。
4.カメラ
カメラについては、Pixel は5a 5Gまで大きくハードウェアスペックが
変わっていないため、大きく変化した点は少ないですが、相変わらず
高品質です。
加えて、Pixel 5はGoogleフォトへの高画質写真アップロードが無制限に
できます。(Pixel 5a 5Gからは無制限対象外)
また、技術的な話になりますが、Pixel 3や4で搭載していた画像処理用
チップは搭載していません。にもかかわらず夜景モード等の写真加工時間は
Pixel 4等と比べても遜色なしです。
GoogleがSnapdragon 765Gで大丈夫！といってましたが
本当に大丈夫でした。しいて言えば現状維持ではなく、
Pixel 4から写真加工時間などを短縮させるようなものを載せて
ほしかったですが・・・。
写真サンプルは後日アップします。
5.OSについて
OSはAndroidを作るGoogleが出すPixelというだけあって、
最適化が効いていて素晴らしいですね。
先に述べた無駄のないOSが作り出す軽やかな操作性や
機械学習による写真加工等、OSの恩恵は多岐にわたります。
また、誤解されやすいのですが、Pixelに搭載されているAndroidは
Pure Androidではありません。Pixelユーザが快適に使えるような
カスタマイズが入っています。
(リファレンス機として売られていたNexusとは差別化を図っています)
ただそれらの多くは実際に使わないと体感できないところなんですよね・・・。
言葉で無理やり言うならば、
Pixelを使った後に他社端末を使うと
「あれ？なんか前のやつより気が利かないな・・・。」
ってなる感覚ですね。何が？って言われると説明しずらいような
深いところの使い勝手を最適化で実現しています。
また、OSのアップデート機関も発売から3年とAndroidの中では
長いです。
廉価版のPixel aシリーズでも3年ですからね？やばいですよ。
6.1年使っての総評
総評としては、満足度は高いスマホだと思います。
コンパクトサイズであるのに画面サイズやバッテリーは大盤振る舞い。
※ 1年使ってきて、さすがに今はバッテリーがヘタってきていますが、
それでも1日以上は持ちます。
ただ、新品購入する場合74,800円という価格は高いかなと思いますね。
それも今は中古相場でそこそこ下がってきてるので、コスパは良いと思います。
Google フォトへの無制限アップロード対象なのはPixel 5が最後なので
その点でもアドバンテージがあります。
7.これからおすすめの端末
Google縛りでこれからおすすめの端末は、
Pixel 5a 5G (51,700円)
Pixel 6 (74,800円～)
の2機種ですね。
Pixel 5a 5G はPixel 5と比べて
電池持ちがいい
筐体サイズが大きい
無線充電が使えない
リフレッシュレートが60Hz固定
で、その他は基本的にPixel 5と同じなので、
ここまでのPixel 5の評価を見て「いいな」と感じたら
こちらも検討してみるといいです。
対してPixel 6はPixel 5と比べて
性能がいい(特にGPU性能とAI性能)
筐体サイズが大きい
Android 12の全機能が使える
という点がアドバンテージになります。
オフライン翻訳やレコーダーアプリの日本語の文字起こし等
Google Tensorチップによって実現できる独自機能を使用できる為、
新体験を求める方はこちらがいいと思います。
新品購入価格もPixel 5から据え置きという衝撃価格です。
Oxygen OS の特徴と便利機能
こんにちは！
低スペックSEです。
今回はタイトルの通り、
「Oxygen OS」の便利機能についてご紹介したいと思います。
Oxygen OS とは
Oxygen OSの便利機能を紹介する前に、
「そもそもOxygen OSとはなんなのだ？」
と言うところから簡単に説明します。
Oxygen OSとは、中国のスマートフォン「OnePlus」に
搭載されているAndroidをベースにカスタムされたOSです。
OnePlusには、Google系サービスが使えるグローバル版と
Google系サービスが使えない中国版(大陸版)があります。
Oxygen OSは、OnePlusスマートフォンのグローバル版
に搭載されています。
(中国版にはHydrogen OSというOSが搭載されています)
Oxygen OSの特徴
現在、HUAWEI製スマートフォンに搭載されているEMUIや
Xiaomi Miシリーズに搭載されているMIUIなど、
AndroidベースのカスタムOSが多く存在しています。
そんな中で、Oxygen OSには次のような特徴があります。
1. カスタムOSのなかで最も純正Androidに近い
2. ゲームモードや禅モードなどユーザのライフスタイルを
サポートする独自機能がある
3. 電源ON/OFFのスケジュール化が可能
1. カスタムOSのなかで最も純正Androidに近い
純正Androidと比較して、使い勝手が近いものがあります。
具体的には、写真や動画などを設定した日数経過後端末
から削除するストレージマネージャ機能(後述)などが
あります。
これはGoogleがスマートストレージという名前で
Pixel 3発売時かなりアピールしていましたね。
2. ゲームモードや禅モードなどユーザのライフスタイルを
サポートする独自機能がある
Oxygen OSには純正Androidに近い使い勝手に加えて、
「ゲームモード」や「禅モード」といった、ユーザの
ライフスタイルをサポートする機能が備わっています。
ゲームモード
ゲーム中、通知や着信のブロックなどしてゲーマに快適な
ゲーム体験を提供するモードです。
プリインストールされている「ゲームスペース」アプリにて
ゲームアプリを追加する事で、追加したゲームを起動した時、
自動的にゲームモードがONになります。
UFS3.0を搭載したOnePlus 7シリーズをお使いの方は、
他スマートフォンでは体験できないゲーム体験ができますね！
禅モード
先に説明したゲームモードによって、バッテリやユーザの
時間を消費しすぎることを抑制してくれるのが禅モードです。
これは、設定した時間が経過するまで、電話などの最低限の
機能を除いて、ほぼ全ての機能が使えなくなるモードです。
一般ユーザはもちろん、ゲーマの方の健康にとっても
有効です！
ステータスバーにある「禅モード」をタップすると、時間設定
画面が表示されますので、禅モードを有効にする時間を設定
します。
時間設定後、禅モードによって制限される機能についての
説明が表示されます。
注意点としては、禅モードを有効にすると、設定した時間が
経過するまでは制限されている機能は一切使えません。
途中で禅モードを中止することはできませんので
ご注意下さい。
3. 電源ON/OFFのスケジュール化が可能
OnePlusユーザとして、個人的に有難いのがこの機能です。
予め電源ON/OFFする時間をそれぞれ設定して置く事で、
設定した時間になると自動で電源ON/OFFが行われる
というものです。
HUAWEI端末に搭載されているEMUIにも、同じ機能が
ありますが......
電源ON/OFFそれぞれの有効無効をを別々に設定
できないんですよね......。
設定アプリから
「ユーティリティ」→「スケジュール電源オン/オフ」
にて電源ON/OFFの有効無効と時間を設定します。
Oxygen OSの便利機能
既に特徴の項目でいくつか出してしまいましたが、
Oxygen OSにはさらに魅力的な便利機能があります！
具体的には次の通りです。
1. パラレルアプリ機能
2. ストレージマネージャ機能
3. RAMブースト機能
1. パラレルアプリ機能
LINEなど、1つのスマホで1つしか使えない
アプリを複製し使う事のできる機能です。
設定アプリから
「ユーティリティ」→「パラレルアプリ」にて
複製したいアプリを選択して複製する事が
できます。
DSDSスマホのメリットを生かせる機能ですが、
搭載しているスマホはまだ多くありませんね。
2. ストレージマネージャ機能
バックアップした写真や動画を、設定日数が
経過後、デバイスストレージから削除する
機能です。
これを使う事で、クラウド上にデータを保存
し、ストレージ容量を空ける事ができます。
3. RAMブースト機能
この機能を有効化する事で、
ユーザのスマホ使用状況を学習し、起動
するアプリやデータを予想します。
これにより、RAM容量を最大限に利用し
処理速度を上げる事ができます。
私自身、
Google Pixel 3
HUAWEI Mate 20 Pro
HUAWEI Mate 30 Pro
など様々なAndroid端末を使ってきました
が、この機能はOnePlus 7Tがお初です。
ただ、個人的に不便と思った点が1つあります。
それは「ダークモード」です。
ダークモード自体はバッテリー消費を軽減する
点で素晴らしい機能だと思います。
しかし、問題なのは「設定方法」です。
普通なら設定アプリから「ディスプレイ」の
項目から設定できると思ったら・・・。
設定アプリから
「カスタマイズ」→「トーン」から
「暗い」を選択し適用すると
ダークモードが適用されます。
正直、わかりづらい・・・。
ですが、デメリットといえばこんな位で、
ここまで、説明してきた通り、とても使いやすいOS
です！
ぜひ使ってみてくださいね！
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